【 一般社団法人日本イベント協会 年頭所感 『理事長 松平 輝夫』】

 

 世界的に未曽有のウイルスパンデミックを迎えた令和2年もやっと年を越し新年を迎えました。本来であれば新年を迎えて「目出度い」の言葉が出ると思いますが、今年の年頭は出ませんでした。

 世界的な鎖国の状態が続き、人々の往来が消え、コロナという見えないウィルスに怯え、互いの疑念が増勢されてしまいました。イベント業界を取り巻く環境は特に厳しいものです。

 イベントは平和産業の筆頭にあり、人と人の繋ぎであり、こころに愛を育む大切な手段だということを改めて感じさせられました。 

 人々の往来が消え、鎖国状態になると、イベントに携わる人々、特にスッタフが他の仕事に変わったりしてノウハウとスキルとネットワークが失われています。

 イベントのサプライチェーンの喪失にも繋がります。でもITを使った新しいイベント手法も開発され始め、特に5Gの年代や6Gを駆使する時代にはイベント手法の様相ががらりと変わるのではないでしょうか? 

 世界に遅れていた日本も懸命にデジタル化に拍車をかけ追いつこうとしています。私たちもこれに挑戦する時代に入ったことを受け新しいJEVAの発展を考えます。

 皆様と互いに情報を共有しながらコロナ後のイベントを盛り上げていきましょう。本年もよろしくお願いいたします。



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